季節で変わる身近な鳥の声:春のさえずりから冬の地鳴きまで
春はさえずり、秋はモズの高鳴き、冬は短い地鳴き。季節ごとに聞こえやすい身近な鳥の声を、ウグイスやシジュウカラ、ジョウビタキなどの例とともに紹介します。
同じ公園を歩いていても、季節が変われば聞こえてくる声も変わります。春はさえずりがにぎやかになり、秋から冬は短い地鳴きが中心になります。季節ごとの傾向を知っておくと、アプリで候補が出たときにも「今の時期ならありそうだ」と見当をつけやすくなります。聞きなしは地域や人によって違うので、ここで挙げる表記は目安として読んでください。
春:さえずりの季節
春から初夏にかけては、多くの鳥が縄張りを主張したり相手を呼んだりするためにさえずります。声が長く、よく通るのが特徴です。
- ウグイス:「ホーホケキョ」。藪の中にいて姿は見えにくい鳥です。
- シジュウカラ:「ツツピー、ツツピー」と明るく繰り返します。
- ツバメ:春に渡ってくる夏鳥で、軒先などで早口のさえずりが聞こえます。
夏:朝の早い時間が聞きどころ
夏は日中の暑い時間帯になると鳥の声が減ります。さえずりを聞くなら、日の出から数時間がおすすめです。子育ての時期でもあるので、巣立ったばかりの幼い鳥が親を呼ぶ声が聞こえることもあります。
秋:モズの高鳴き
秋になると、モズが「キィーキィキィ」と鋭く鳴く声が目立ちます。これは冬の縄張りを確保するための鳴き方で、「モズの高鳴き」と呼ばれています。木のてっぺんや電線など、見晴らしのよい場所で鳴いていることが多いので、声のする方向の高いところを探してみてください。
冬:短い地鳴きを聞き分ける
冬はさえずりが少なくなり、「チッ」「チャッ」といった短い地鳴きが中心になります。短い声は聞き分けが難しく、アプリでも候補が揺れやすい時期です。
- ウグイス:冬は「チャッ、チャッ」と短く鳴きます。春と同じ鳥とは気づきにくい声です。
- ジョウビタキ:冬に渡ってくる鳥で、「ヒッヒッ」「カッカッ」と鳴きます。
- メジロ:「チー、チー」と細い声で群れが鳴き交わします。
季節を変えて同じ場所を歩く
おすすめは、近所の決まったコースを季節ごとに歩いてみることです。春に「ホーホケキョ」が聞こえた藪で、冬に「チャッ」という声が聞こえたら、同じウグイスかもしれません。声の変化に気づけるようになると、一年を通して散歩が楽しくなります。
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録音の質を上げる方法は「声で調べるとき、録音の質を上げる5つのこと」で紹介しています。地域ごとに対応する鳥の範囲は、Merlin Bird ID の公式サイトでバードパックの説明を確認してください。


